よくある質問

鍼灸治療を始めて受けます。痛いのではないか、熱いのではないかと不安です。
A

鍼治療に使用する針の先端は、注射針やお裁縫に使う縫い針と違っていて、太さも髪の毛ぐらい細いものです。
たまに、チクッとすることもありますが、ほどんど痛みを感じることはありません。
鍼を打ったことに気づかないことのほうが多いかもしれません。

鍼灸治療を受けるのが初めてで不安な気持ちを持ちながら受けたという患者様から、「想像していたのと全く違った」、「気持ちがよかった」、「リラックスできた」、「身体がぽかぽかする」などのお声を頂くことが圧倒的です。

はりにもお灸にも様々な種類があります。治療を受ける方のご病気や症状、体質や感受性などを考慮して、ご希望を聞きながら使い分けます。

当院では、我慢しないでください。
リラックスして受けて頂くほうが、より効果があると考えているからです。

初診の時、持っていくものはありますか?
A

お着替えは、当院に準備がございますのでご利用下さい。
医療機関に通院されている方は、処方されているお薬の情報や検査の結果のメモなどお持ち下さい。

鍼灸治療の後、注意することがありますか?
A

鍼灸治療をした後は、血行が良くなり、身体の緊張がほぐれてリラックスします。
軽い疲労感やだるさ、眠気を感じることがありますので、少し身体を休めて下さい。

当日は、熱いお風呂の長湯、過度の飲酒、激しいスポーツを避けて下さい。

生理中や妊娠中でも大丈夫ですか?
A

生理中でも大丈夫です。妊娠中の方も、つわりの時期からご利用頂けます。

小児のはりとはどのようなものですか?
A

小児の治療に適した鍼を使用して、施術していきます。

接触鍼、鍉鍼(ていしん)と呼ばれる「刺さないはり」を使用して、
全身の皮膚をやさしく撫でるように治療していきます。

お母様に抱っこしたままでの施術も可能です。

通院回数はどれぐらいですか?どのくらいの間隔で通えばいいですか?
A

治療回数・治療頻度は、症状・受診目的等の違いによって異なります。
一般的に、症状が出てから時間が経っているものほど、治療回数が多くなることがあると考えて下さい。

正確な回数を申し上げるのは難しいところがありますが、目安として、
症状が出てから数日以内のものならば(寝違え・ぎっくり腰・運動した後の筋肉痛など)、
短期間に1~2回の通院で改善が認められる場合が多いです。

慢性的な症状に関しては、1~2か月の間、週に1回の受診をお勧めしています。
その後、徐々に通院間隔を空けていきます。
出来るだけ通院の間隔を空けられるように、ご自宅で出来る簡単なセルフケア(ストレッチなど簡単な運動、自分で出来るお灸など)をアドバイス致します。

スポーツ(運動)をしている方の疲労回復やコンディショニング、特に症状はないけれども、日頃の身体の疲れを取りたい、リラックスしたい、体調が良い状態を保ちたいなど、普段の健康管理にご利用になる場合は、月に1~2回の受診をお勧めしています。

美容のための鍼灸治療に関しては、すぐに効果を実感できる方、翌日になって、お顔の明るさやハリ、お化粧のノリ、体調のよさを実感される方など、個人差があります。

当院では、効果を実感されたならそれを維持できるよう、2~3か月間、7日~10日に1回の受診をお勧めしています。

はりきゅうはどんな効果がありますか?
A

鍼には、痛みを軽減する効果と体調を整える働きがあります。

鍼治療によって痛みが軽くなる理由については、身体に鍼を打つと
①脳内に痛みを抑制する「エンドルフィン」とう麻薬のような物質が分泌されて、それが痛みを抑えるように働くから
②脳に刺激が伝わって痛みの感覚が脳に達する前に遮断されてしまうから
③鍼をした場所の緊張が緩み血液の循環が改善されて、痛みの原因となっている物質が流されてしまうから
といった諸説があります。

体調を整える働きについては、鍼による刺激がおそらく自律神経に影響を与え、内臓を活発に動かしたり、免疫力を高めたり、血管を広げて体を温めたり、リンパ液の代謝を向上させたりするからと考えられています。
こうした様々な作用のメカニズムについては、今後の重要な研究課題になっています。

お灸(きゅう)は、血行を改善し、皮膚下の状態を変化させるとともに、増血作用を促して、身体の機能を改善したり、抵抗力を向上させる効果があると考えられています。

鍼とお灸のどちらにも、血行を良くしたり、筋肉の緊張をほぐしたり、痛みを緩和させたり、緊張をほぐしてリラックスできたり、自律神経機能を調整したり、免疫力を向上させたりといった様々な働きがあることから、お身体が不調の時だけでなく、身体と心のリフレッシュにもご利用頂けます。

鍼灸治療に副作用はありますか?
A

重篤な副作用は、ほどんどありません。
治療の後、まれに、からだがだるくなったり、眠くなったりすることがあります。
このような時は身体を休めて下さい。一時的なもので、1日ほどで回復します。

お腹が空いていたり、睡眠不足だったりすると、施術中に気分が悪くなることがあります。そんな時は、施術の前にお申し出下さい。

血液が流れにくい状態になっていた硬い筋肉に鍼灸治療を行うと(腰痛や肩こりなど)、血行がよくなり、治療前よりも痛みやコリを感じやすくなることがあります。

他に、微量の出血や皮下出血生じることがあります。皮下出血は、紫色から黄色くなり、1~2週間ほどで消えます。

灸治療では、灸あたりといって倦怠感や熱っぽく感じることがあります。
一時的なもので、ほとんどの場合1日で回復します。

鍼灸治療のあとの不快な症状は、遠慮なくお話下さい。

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