鍼灸治療について:診療器具と診療の流れのご説明

鍼の写真:髪の毛ほどの細さです
 
鍼の写真:いろいろな長さがあります
 
円皮鍼の写真:シールタイプの鍼です
 
鍼の写真:いろいろな長さがあります

鍼(はり)

お身体に使用している針の太さは、髪の毛ほどの極めて細いものです。
*針の直径は、0.16mm~0.25mm。

美容や眼精疲労でお顔に使用する針は、さらに細いものです。
*針の直径は0.12mm

すべて、日本製の使い捨て(ディスポーザブル)の鍼です。感染の心配はありません。

鍼には様々な種類があります。皮膚を刺すものでなく、皮膚刺激するもの、なでさするものなどもあります。小児はりで使用するものは、刺さないタイプが主流です。

使用する鍼は、患者さんの鍼治療の経験、症状や体調、体質、感受性、施術部位など、
様々な要素を考慮して使い分けます。

身体に刺した針と針を、電極でつなぎ通電する低周波鍼通電療法もご利用頂けます。
慢性的な痛み、筋肉のこり、血行不良のある方にお勧めすることがあります。
通電した時の感覚は、小人に小槌でトントントンと叩かれているような心地よいものです。

灸の写真:もぐさ
 
灸の写真:様々な種類があります
 
灸の写真:
 
灸の写真:

灸(きゅう)

お灸は大まかに、肌の上に直接もぐさを置く直接灸と、もぐさと皮膚の間に台座などがついた間接灸に分けられます。
直接灸は、艾を糸状や米粒、米粒の半分ほどの大きさに捻って使用します。直接灸にすると熱の刺激量が強く、一瞬チクリとするほどの熱さを感じます。施術後に水泡が出来ることがあります(出来ないこともあります)。
間接灸は、市販されているせんねん灸のようなものです。直接灸と比べると温和な熱さで、心地よく感じます。

他にも数種類のお灸があります。こちらからよいと思うものを提案致しますが、ご希望・お好みがあればお話下さい。

ご来院から施術終了までの流れ

■①ご予約
お電話で、ご希望の来院日時をお聞かせください。
■②来院
問診票をご記入下さい。
ご記入頂いた症状と現在の健康状態について詳しいお話を伺います。
また、症状の部位と状態を確認します。
■③診察
姿勢、関節の動き、筋力、筋肉の状態、反射などで病態を把握する現代医学的な診察と、顔色、舌診、脈診、腹診などで健康状態を分析する東洋医学的な診察で得た情報から、治療方針を決めていきます。お身体の状態をどのように把握して、どのような鍼灸治療を提供するのかお伝えします。
■④鍼灸治療
お着替えのご用意がありますのでご利用下さい。安心して施術を受けて頂けるよう、前もって、はりやお灸を置く場所やどのような感覚が生じるかなどを説明しながら進めます。
■⑤終了
施術前後のお身体の変化、違和感の有無などを確認して終了となります。帰宅後に注意して頂きたいことなどをお伝えして、終了となります。
予約などのお問い合わせはこちらから
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